大牟田市新港町1番地25.2012年5月19日撮影。
大牟田市新港町1番地25.2012年5月19日撮影。
正面より撮影。
かつての状況を比べると、玄関横にあった扉（後年改造された）は撤去され、創建当時の作りになっている様子。
写真左側に少し空いた場所があり、そこに駐車可能。
三川町で遊んだ外国船員たちも船から降りた際にはこの建物を見たことであろう。
室内には、復元工事の模様、かつての税関の様子、そして現在の大牟田市の「世界遺産」への取り組みを説明するパネルなどが展示されている。
復元については、文化財補修としては良いものだが世界遺産にかかる補修としてはよいものではない等として、学者さんには批判されている。
その観点とは別に、専門業者が記録を取りつつ今後も国の重要文化財指定も見据えて（推定）、解体復元した結果、約12000万の費用を要したことから、地元紙等に批難された。
ただ、この税関自体にまったく価値がないというわけではない。
港が見える方角にはソファーが置かれている（これは復元ではあるまい）ほか、照明関係も復元されている様子。
港まつりのころには何か行われるだろうか。
今後何かしかけがあるかもしれない。
2020/05/16 rewrite
2012年5月撮影。
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