大牟田松屋

場所・大牟田市本町。

交通手段・築町バス停下車、徒歩５分。

内容：
昭和10年ごろ福岡から大牟田に進出した老舗デパート。昭和５０年代までは大牟田の中心として栄え、ここで買い物をすることは、一種の「ハレ」だったといえる。
食堂にあった洋風カツ丼も有名だった。このどんぶりは現在も市内の このあたりにある「きまぐれ屋」でかつて食べられた（現存しない）。
1980年代以降（大店法改正以降か）、郊外店の勃興と、炭鉱閉山など大牟田自体の経済力の衰退に伴い、経営が悪化。 2002年民事再生法の適用を申請した。その後、市民スポンサーを募るなどした再建計画が認証されたが、經營陣は残留。低迷を支えきることはできず2004年に閉店し現在は空き地となって３年以上が経過している。