町田一は安政年間（1845）に生まれ、昭和初年（1929）に没した柔道家。もとは久留米藩（羽犬塚生まれ）の人で、明治になって大牟田に柔道場を開いた。

武徳碑は明治期に建設され、その隣に没後銅像が建てられたが大東亜戦争中に供出され現存せず（台座のみ現存）。 銅像の題字は佐賀出身の緒方勝一陸軍大将が書いている。

現在、大牟田高校のみならず角道場・尚武館・本吉塾など柔道が盛んだが、いずれも戦後（角道場は昭和２０年代、尚武館は昭和４０年代）の創設だが、彼の筋につながるかどうかは定かでない。
角道場の創設者である角利男氏（1917-2008）は旧制三池中学から京都武専柔道科卒である。

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