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天一号作戦で第
二艦隊司令長官として大和艦上で戦死した伊藤整一海軍中将(死後、大将に昇進)は旧制伝習館中学から海軍兵学校に進んだ
三池郡高田町出身者であるが、大牟田市に墓がある。 「ゲイリークーパーに似ている」といわれた伊藤氏の弟は戦後私立大牟田高校の教師を務め、平成になって90代で没するまで 大牟田市草木で暮らした。 長男・伊藤叡中尉は父の死後3週間後に戦死。娘は本州に嫁ぎ、長女は 海軍主計大尉に嫁いだ。 常時誰かが清掃を行っており、 旭日旗（吉田満「提督伊藤整一の生涯」によれば 海上自衛隊で使用されたものらしい）がひるがえっている。 同書によれば、海が見える場所として高田町ではなくこの場所に墓所が建立されたという。 近くにある有明鉱殉職者の碑が設立されたころには海が見えていたことから推測して、海が見えていたのだろう。現在は家々などにさえぎられて見えない。 そばには顕彰碑（写真）があり、高橋三吉（1882−1966）が碑文を書いている。 同氏は海兵29期（米内光政と海軍兵学校で同期、海軍大将。1934-1936に連合艦隊司令長官）で、伊藤大将が将官になった時には高橋大将は既に現役を退いており、いかなる接点があったかどうかは不詳。どこかで勤務先が同じだった可能性あり。 高橋大将はこの場所の除幕式に来る予定だったが、実際には淡輪敏雄主計中将が臨席している模様。 余談ながら、高橋大将の子息は戦後サンドイッチマン（広告を書いた板で体の前後を挟んだかたちで宣伝を行う人）となり 注目されたという。 それをモデルにした街のサンドイッチマンという歌が作られて、鶴田浩二（1924-1987）が 唄った。 |
場所：大牟田市大字岬 交通手段：大牟田駅から黒崎団地前行に乗り、黒崎団地入り口下車徒歩15分？
所要時間：不明 内容：伊藤整一海軍大将墓所
2012/1/3 rewrote:
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